ミスミタッチパネルと富士インバーターの接続です。
RS-485通信にて接続します。
プロトコルは、Modbus RTUです。
しかしプロトコルのメッセージ通信については、ほとんど理解しなくても大丈夫。
HMIのDriverが勝手にやってくれます\(^o^)/
PLCで通信の時はCRC16でつまずいた(^^ゞ
しかしながら、ファンクションコード変換で、つまずく(^^ゞ
メーカーサポートに教えを請う。
詳しく説明頂いた。
Modbus通信で、データーの参照や変更を行う場合、データ・アドレスを用いて行います。データーの種類には、コイル、入力ステータス、入力レジスタ、保持レジスタの4種類があります。
FRENIC Mini シリーズ(Eco・Multi・MEGA共通)では、保持レジスタ(Holding Register)を使っています。
16ビットのデーター長で、HMIの可能デバイス範囲は、ビットアドレスで(40001.00〜465536.15)ワードアドレスで(400001〜465536)です。
S01周波数指令を例に説明(計算)いたします。
コード アドレス値 @ A B
S01 → 401794 = 400001 + 7×256 +1
@HMIの設定可能な保持レジスタが400001からスタートする為加算します。(ここが分からなかった)
Aインバータ側コード番号換算 S→7より引用 7×256
(FRENIC-Mini_Eco_Multi_MEGA RS-485通信ユーザーズマニュアル3-4頁 アドレス計
算式、3-5頁 表3.2参照ください)
Bインバータ側機能コード番号 01→1より引用
(FRENIC-Mini_Eco_Multi_MEGA RS-485通信ユーザーズマニュアル5-2頁 参照くださ
い)
各コード番号換算値
F(00)→400001〜 400001+ 0×256 (コード番号F=0)+ 0(機能コード番号00)
E(01)→400258〜 400001+ 1×256 (コード番号E=1)+ 1(機能コード番号01)
C(01)→400514〜 400001+ 2×256+1
P(01)→400770〜 400001+ 3×256+1
H(02)→401027〜 400001+ 4×256+2
A(01)→401282〜 400001+ 5×256+1
U(00)→402817〜 400001+11×256+0
O(01)→401538〜 400001+ 6×256+1
S(01)→401794〜 400001+ 7×256+1
M(01)→402050〜 400001+ 8×256+1
また、対応していないアドレスが入ってしまいますと相手機器からアドレスが存在し
ないエラーが返ってくるため、GX7側でエラーを表示します。
通信ケーブル
通信設定
作画状況(デバイス状態ごと)
次は機種コード変換でつまずく。
またまた、メーカーサポートより教えを請う。
たびたびすみません、○車さまには、大変お世話になっています<m(__)m>
そして作った画面なのだが、ここでもハマル(^^ゞ
もらったデータ-をそのままコピペで、入力データー(M23)をコード変換した、402072を代入する演算を追加。
しかし、内部1000には書き込まれるが、桁分解表示の演算が動かない(^^ゞ
試行錯誤の末、ページを切り替えてスキャンする際の演算タブのスキャンディレーに1×500msを設定して解決!
それと、Nステートランプで工夫した点。
プラス1でデーターインクリメントするのはいいが、オーバーフローするまで上がる。
0から3でループさせたい。
しばし考えて、3のandを取る、いわゆる上位を0でマスク。
Nステートは、「4」「8」「16」ランプ選択なので、半端に7で使いたいときにも使えるかも。
作った画面データ
参考資料
さて、次は複数台接続とレシピ機能に挑戦するとする。